無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

2023-01-01から1年間の記事一覧

晴眼者と同じようにという(私の)呪縛

今年の夏にサーカスを見に行った。 アクロバット的なことが好きで、動物も好きな我が家の子どもには絶対楽しめる場所。 だけどちょっと心配なのが明るさ。 私も小さい頃1度見たことがあったけど、あれって薄暗いような場所じゃなかったっけ? 行きました、…

白杖への第一歩、アイフェスタ

札幌に来てすぐのころ思っていた。 横浜だとライトセンターなどで、視覚障がい者に必要な補助グッズを手にとって見ることができる機会が年に何回かあった。 拡大読書機やルーペ・単眼鏡、読み上げ機能のある家電など便利な生活のためのグッズがたくさん展示…

デイジー教科書

というものがあるのは聞いたことがある。 正確には横浜に住んでいたときに、ライトセンターにデイジー図書というものがあるのは見聞きしたけど、詳しいことは何も知らなかった。 その頃ちぃは乳幼児だから本について考えることがなかったせいもあるかも。 今…

市立、私立、道立の壁

北海道の学校は一般的に大きく分けて市立、私立、道立の3つ(だよね?) 横浜で幼稚園に入園するときも二重在籍というワードが出てきたけど、このときは同じ文科省管轄内で複数の場所に所属できないということで、ちぃは幼稚園と盲学校の幼稚部には同時に籍…

マラソン大会

ちぃは3歳の頃からマラソン大会に出ている。(放り出されている) 毎年欠かさず何かしらの大会に出場中。 でも去年までの3年間はコロナの関係で大会そのものが中止だったりなんだりで走れてなかったんだけどね。 今年はもう何度か親子ランに出ているけど、…

単眼鏡紛失?盗難?

ちょっとした事件が起きた。 (のでタイトルにしてみた) 学校で自分の机の上に単眼鏡を置いておいたらしいんだけど、2時間目の授業が座学ではなかったようで、そのときにちぃの席の周りに集まっていた子が単眼鏡を触っていたらしく、その後行方不明。(ち…

大きな文字の青い鳥文庫

ちぃにいつも付きまとう[読書問題]の話。 弱視は読書が大変だ。 読める文字サイズは限られているし、読みたい本が読める文字サイズとも限らないから。 小さいうちは電子書籍よりは実物に触れてほしいしね。 低学年の頃はゾロリやおばけのアッチなど、ちぃ…

ちょっとした成長

ちぃは好奇心は強いけど、積極性はない。 これは性格的なものでもあり、見えにくいせいでもあると私は思っている。 どこか行くとき、何かするとき、必ず「一緒に行こう」と言い、はじめての場所などは絶対1人では行かない。(公園の遊具を除く) その後も「…

担任が変わった、という1年前の話

ちぃの学校は2年ごとに担任が変わる。 3年生のときの先生はよっぽどのことがなければ4年生でも担任。 ところが。 ところが、よっぽどがあったのか4年生になったときに担任が変わった。 3年生の年度末に担任から何か匂わせっぽい言動があって気になって…

初めてのスキー学習(校外)

ちぃの通う学校は3年生からスキー場での遠足兼学習みたいな授業がある。 去年はクラスが学級閉鎖になったためちぃのクラスだけ中止に。 一応去年のうちに準備したのは ・通級担任から担任へスキー授業での弱視あるある的な用紙の配布 ・学校で使用するスキ…

白杖×弱視

ちぃのおかげで知ったことがたくさんある。 まず、盲学校は全盲の人が行くところだと思っていた。 これはネーミングに問題があったと思う。 今は視覚支援学校という名称に変わったから、私のような勘違い野郎が減るといいんだけど。 白杖も全盲の人の物とい…

ジグソーパズル

弱視のちぃは視覚的な細かいことに気づきにくい、はずだ。 だからちぃが間違い探しに挑戦しているのを見ると、イライラしないのかなぁと思ってしまう。 (母は間違いが見つけられないとイライラする性質です、ハイ) いつかどこかで見聞きしました。空間認知…