無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

2020-01-01から1年間の記事一覧

遮光調光眼鏡を買った話

まぶしさの軽減について色々相談したり、ちぃに聞いてみたりで考えた結果、遮光調光眼鏡を購入することにした。 実物が店頭になく、病院にもなく、試せないままで購入はチャレンジだった。 とりあえずロービジョン外来を予約し、遮光眼鏡を合わせることにな…

遮光眼鏡の買い替えに悩む

ちぃは去年の夏に手術をしてから、眼鏡による視力矯正が必要なくなった。 それは視力がアップしたわけではなくて、補正しても視力が変わらない状態だから。 ちぃの希望でずっと眼鏡はかけ続けている(UVカット)けどね。 ちぃの持ってる遮光眼鏡は、度の入っ…

弱視の子が本に興味をもつのか

私は本が好きだ。 だけど、子どもたちにはほとんど読み聞かせをしていなかった。 そのせいでちぃもあまり読みたがらない。 ちぃが幼児期に買ってと言う本はアンパンマンやプリキュアの1ページが異様に分厚く、破れにくくちょっとの水なら大丈夫なあのシリー…

視覚支援(盲)学校への偏見

これは私が持っている偏見の話。 入学前から弱視児はどのように入学を迎えるかを考えないとならない。 盲学校、弱視学級、通級のどこで学ぶのがいいのかを成長を見ながら考える必要がある。 札幌に住んでいるちぃは弱視学級という選択肢はほとんどなかったか…

1年生時の学校生活の見えにくさを振り返る

入学前は現在の視力では1年生の間はひどく困ることはないんじゃないかとひとみの教室の先生には言われていた。 実際、黒板の字が小さくて困ったことはあったけど、拡大教科書に書いてあることは理解できたし、心配していた国語・算数はしばらくは問題なかっ…

見えにくいことの自覚

誰でもそうだろうけど、生まれたときからの自分の目の見え方に疑問なんてない。 もちろん弱視のちぃもそうだろう。 でも他者とのかかわりが増えると、ちぃの中でも違いや疑問を感じることが増えていくのかな。 今回は3歳から現在までのちぃの見え方に関連し…

七夕の願い

半年前の話・・・ 北海道の七夕は8月。 ちぃの入院中に七夕を迎えたんだけど、小児病棟にも短冊が用意されていた。 手術の当日、時間を持て余していたちぃに願い事を書くように勧めた。 私に見えないように離れて何かを書いて、木につけていた。 手術中の待…

弱視児を抱えた我が家のスケジュール破綻リスク

我が家はギリギリの状態で生活している、いろんな意味で。 ちぃが入学したこの1年で特に痛感した。 イレギュラーなことが起こると対応不能に陥る。 特にそれはスケジュール的な問題で。 前提に、私が週30時間働いていることと、その状態で3つの習い事と通…

白内障の手術後の経過

術後3か月は24時間透明なゴーグル仕様の保護メガネをつけ、点眼も頑張った。 3か月後の診察でも経過は良好とのことで、今回でこの病院の診察は終了して今後は術前に通っていた病院でフォローしてもらうことになった。 術後合併症は先生も心配していたの…