無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

過保護をやめたい

ちぃも今年で4年生。

お姉さんに近づきつつある(中身は別途)

小学校生活も後半になり、学年的にはお姉さんのちぃに対して何かを変える時期かも、とうっすら感じていた。

というか私が加齢なのかなんなのか、ちぃの習い事(3つ)と通級と、自分の仕事のスケジューリングが大変で自分の負担を減らしたくてたまらない。(あふれだす本音)

それに今までを振り返ると、私って過保護過ぎんか?と思うこともあり、色々見直してみようかな、と。

 

 

そしてすぐに転機はやってきた。

この春に今よりも家から近いとこに体操クラブができるらしい。(今の体操と別系列)

トランポリンが好きなちぃのために地下鉄で自宅から駅7つ離れた今の体操に通うこと5年。

過保護脱出のチャンス??

 

 

今通っている体操は少人数制なのが最大の魅力。

さらに放課後デイもやっているようだったので、障がい児にも多少の理解があるかも、少なくとも偏見はないだろうという目論見もあった。

以前は見えにくいことでちぃが困ってたこともあったけど、指導法が変わってからは見えにくさで困ることはなく、遠いけど毎週楽しく通うことができた。

 

mukousai.hatenablog.jp

 

新しい体操クラブは学校の最寄り駅から3駅。

だけど今よりずっと大人数っぽい。(最大60人くらいいそうな・・)

そうなると配慮はもう望めないし、配慮を求めるのもなんか違うよなぁ、とも思った。

 

 

とりあえず体験へ。

室内はかなり広いこともあってコーチとの距離も自然と遠い。

・・・大丈夫か?

体験はいつもの体操よりは人が多かったけど、明らかに困ることもなく終わったようだった。

体験後、妹のりぃは、こっちにする!と即答。(りぃも今年から体操をやっています)

ちぃはどっちも、との返答だったけど、一本化したいということとりぃがこっちの体操を推していることもあり(私の影の思惑もあり)、こちらの教室に乗り換えることに決定!

入会時にコーチには、弱視なのでコーチやみんなのやっていることが見えなくて1人でへんてこな動きをする可能性もあります、とだけ伝えた。

 

 

体験に行く前から、もし新しい体操に行くなら私は送っていけないから2人で地下鉄に乗って行ってね、とは言っておいた。

2人とも1人では不安だけど、妹(姉)が一緒ということ、地下鉄に乗れるということ(乗り鉄とは言わないけど普段公共交通機関を使わないのでうれしい)でなんとなくやる気はあるらしい。

 

 

ということで春から新しい環境(集団)での体操と、おつかい(1人or姉妹だけの外出)もロクに行ったことのない2人の珍道中への道が始まった。

ちぃにしたら新しい集団も緊張するし、2人で地下鉄に乗って通うというプレッシャーのかかる変化だけど、これを機に自信もつけてほしいし、世界が広がってくれたらうれしい。

そしてそれをきっかけに過剰だったかもしれない私なりの配慮(自立の妨げ案件)を見直していけるといいな。