無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

学区の小学校との入学前のやりとり その2

1日入学のときに教頭先生と話す時間を作ってもらった。

 

この時には学校にどんな配慮をお願いしていたか、正直忘れていた。

どうやら

・机はひとみの教室から借り、席は真ん中前方(まぶしくなくて見えやすい)

・靴箱やロッカーは見つけやすい端に(同じものが並ぶと私物の発見は困難)

・蛍光チョークの導入(ひとみ先生のオススメ案件、すでに見やすい色は確認済み)

・時間割プリントは文字サイズを大きめに(これもひとみ先生のオススメ)

これくらい。

 

 

 

教頭先生からは学びのサポーターを導入予定と聞いた。

初耳。

札幌にはそのような有償ボランティアがあるらしい。

ちぃ専属というわけではなく、ほかにも配慮の必要な子が数人いるようで入学後に学校が申請し、許可が出れば4,5月中に学びのサポーターが来てサポートしてくれるらしい。(あんまりよくわかっていない)

 

あとは学校側が考えてくれた配慮事項として

・縦割り活動の時は担任のクラスになるように(勝手のわからないところは保護者が必要)

・〇年〇組、の表示を目の高さのところに作る(上に表示されても気づけないので)

 

他にも表示の色は何色が見やすいか?など聞いてくれたり、ちぃが困らないようにととても考えてくれていた。

保育園との違いにただただ驚くばかり。

 

 

そして入学式の前に小学校に行き、事前に靴箱や教室、入学式用のセットになっている体育館を見学させてくれるらしい。

初めて行くところは下見しないと戸惑うので事前に見せてくれる。

さすがにここまでしてくれると親の私も不安なく入学式を迎えられる。

 

 

あとは思い付きで依頼したのは時計の持参。

教室の時計が見えるかはビミョーだったのと、習い事の予定がつまっているちぃには必要になるかもしれないので許可をもらった。

学校との話はひとまずこれまで。

 

 

あとは学童保育

学区の小学校は校内に児童館があるが障がい児は要相談となっていた。

その児童館は登録者が100人以上いて、ちぃ史上最大の人混み。

スペースもかなり狭く100人来た日にはどこを通ればいいの?的なイモ洗い状態だろう。

そこにもちぃの状況をつたえ、専門の先生と面談し通えることになった。

 

 

 

さらに児童館で大勢の見分けのつかない人たちと何時間も過ごすとストレスになりそうなので、学校とは別で民間の学童を申し込んだ。

そこは学校よりも自宅に近く(りぃの通う保育園にも近い)、学校に迎えに来てくれ、習い事も決まった区域内なら送ってくれる。

定員が40人なので、保育園の人数と大差なくちぃも過ごしやすいと判断。

保育園代以上にお金がかかるが、慣れるまではしょうがない。

 

 

 

たぶんこれですべての入学準備が完了。

抜けてることはないか?

色々考えるけど、ちぃは学童も学校も不安は一切ない。(知り合いいないのに)

ひとみの教室がかなり楽しいので、学校は楽しいところと刷り込まれているようだ。

親としてはありがたいけど、いままで保育園ではほとんどお友達に指摘されていない「みんなができる(見える)ことが自分にはできない」ことをお友達に素朴に(残酷に)指摘されたときにちぃはどうなるのか。

なんでわからないの?なんで見つけられないの?なんでみんなと違う物使ってるの?という質問への返しは準備したほうがいいのかな?

・・・まだまだ考えることはあるなぁ。