ちぃは習い事を3つしているが、どれも自宅から近くはない。
1:徒歩(30分)で行けないこともない英語(4歳から)
2:車で20分くらいかかる国語塾(小1から)
3:車で30分くらいかかる体操(5歳から)
札幌に住み始めたころは保育園児(4歳)だったので、のちに1人で通うことは想定せずに体験して決めた結果、遠いところになってしまった。
そして小学生になったときに、仕事との兼ね合いで送迎が難しくなってきた。
それでも仕事が休みの日に通級と体操の2つに行ったり、パートなのをいいことに国語塾の日は早退するシフトにしたり、仕事のため送っていけない英語は児童館からタクシーで通ったり、民間学童の送迎サービスを利用したりで入学からの3年間乗りきってきた。
1人でいってほしいなぁ、なんて思ったこともある。
でも弱視と、コミュ障っていうハンデがあるからきっついよなぁ。
しかもコミュ障は親譲りなのでなおさら促しにくい。(すまんね)
方向音痴はないけど、万が一ミスったときやトラブルにあったら助けを求めたりできないよなぁ。
何回か学校から一緒に地下鉄に乗って英語に行ったこともあるけど、「ムリムリ!」と言うちぃに無理強いはできず今に至る。
ちぃも今年で4年生、妹のりぃも2年生になり、国語塾と体操に通っている。
運よくどの習い事も地下鉄沿線で自宅、学校の最寄り駅から乗って乗り換えなしという奇跡☆
そろそろ・・そろそろ・・・どうだ?
ということで体操を自宅最寄り駅7つ先から最寄り駅3つ先の新しいところに変えることにした。
ちぃの最大の問題は「見ないこと」
駅の表示は高いところにあり背の低いちぃにはよほど近くに行かないと見えない。
が、駅で単眼鏡を出さない、使おうとしない。
なので何か使いたくない(使いにくい?)原因があるとふんで、使わせる方向ではなくなんでも覚えてもらう方針へ。
駅の出入り口の番号を見せようとしても見ようともしないので出入り口の場所を道筋を一緒に歩くことで覚えてもらう。
改札は左右にあるから左の改札から入り、3両目に乗ることを教える。
(到着後ホームに降りてすぐに階段がある車両)
車両内の優先席の説明、邪魔じゃない立ち位置の説明。
席を譲ってもらった時の対応。(子ども2人なので譲られがち)
到着して改札出てから目的の出口までの道すじ。
出口が7つくらいあるので間違えると見たことのない景色に出会えるからしっかり念押し。
出口を出てからの道筋と目印。
これらを方向感覚と何となくの景色で覚えてもらう。
晴眼のりぃにはまた別のアプローチを(こっちは方向音痴だし)
これをおぜん立てした。
最初は学校(スタート)へ迎えに行き習い事(ゴール)まで一緒に。
次は地下鉄の出入り口まで一緒に行き、私は車移動で到着駅で出待ち。
最後は到着駅でこっそり出待ちして見守るストーキング。
それぞれ(国語塾と体操)の習い事でこれをやった。
そしてちぃにはもしもの時のために1000円、りぃには私の携帯番号を所持してもらう。(ニコイチ)
ちぃのランドセルにはGPSがあるので仕事中にざっくり確認。
(到着するとスマホに通知が来る)
こうしてめでたく2人で習い事に不安なく通えるようになった。
いや、親は不安なんだけどね。
りぃなんてICカードのタッチが早すぎて読み取れずアラームが鳴ることが2回もあった。(これも親譲りのせっかちか?)
ちぃは改札では残金が見れない(表示が消えるのが早くて)のでそれも心配。
でもまぁ2か月以上たった今もなんとか通っている。
おかげで仕事の勤務時間帯を変更できそれによる恩恵も多い。
(この話も宿題やらない問題として載せたいな)
また雪の季節になると2人で通うことに問題発生の可能性はあるけど送迎からの卒業には近づいたぞ!