無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

担任が孤独に弱視児と向き合っている件

ちぃの1・2年生時の担任の先生は、推測だけれど特殊学級などの経験はなさそうだった。

 

私の要求にも否定せず試行錯誤しながら応えてくれた。

ちぃは担任のことが本当に大好きだったので、ぼっちでも学校に楽しそうに通っていたし本当に感謝しかない。

ただ、たーだ、気になることがあった。

 

それは担任がわからないことをそのままにしているかのようなことが多いこと。

そう書いておきながら具体的なエピソードがほとんど出せないんだけど(汗)

懇談のときもこっちが困っていて話しているのに半笑いのことが何度もあって、困っているのに聞き流している感じがしてつらかった。

正直、何がおかしくて半笑いなのか理解できなくてイラっともした。

 

 

私の持っているちぃの情報を担任にすべて伝えているわけではない。

集団生活でどんな情報が必要なのかもわからないし、先入観も持ってほしくないし。

でも先生から目のことなど質問をされたことはない。

知りたいこと気になることないのかな?と思ってしまった。

 

 

だけど懇談で何かを話した時に「僕も困ってるんですよねー」とこれまた半笑いで言われた。(それも複数回)

 

えっ、困ってるんすか?(驚)

 

担任が困ったときはどうするんだろう。

この感じだと、困っているけど放置してますよね?

 

 

確か1年の3学期に時計の宿題をする頃からちぃだけA4サイズの宿題をA3にコピーしてもらっている。

 

だけど拡大していないことも多々あり、それを20時過ぎに発見して今さらコンビニにコピーにも行けず・・と見えにくい宿題の答えを教えてしまうこともあった。

そこで何かの時に宿題が拡大していないことがあると電話で伝えたところ

「(宿題を拡大しないのは)僕の独断です」

という想像の斜め上を行く返答があった。

私は拡大忘れだと決めつけていたので、拡大コピーなんて余計?な業務は忘れやすいんだろうなと思っていた。

確かに拡大が不要な計算問題の宿題もあったけど、時刻の宿題(時計の文字盤を見る)でも拡大していないことがあったのは忘れたわけではなかったのか・・

拡大をお願いしているにのに、何の根拠もなく拡大しないという選択肢を選ぶ担任を理解できなかった。

 

 

なぜ拡大をする必要があるのかを懇切丁寧に説明する必要があったのか?

(そこ、言わないとわからないこと?)

こういうことをするってことは、他にも独断で判断していることありますよね?

 

 

会話するたびに見られる半笑いと、今回の独断で担任に不信感を持ってしまった。

 

 

私は困ったらまずひとみの教室の先生に相談する。(友達いないんでね)

で、状況によってはひとみの先生からちぃの担任に話をしてもらうこともある。

今回もひとみの教室の先生から、あらためて宿題の拡大について説明してもらった。

 

 

担任は孤独にちぃの指導を考えているんだろう。

学校に相談できる人いないのかな。(私と一緒やん)

担任の先生はひとみの教室の先生に気軽に質問の電話とかできないのかな。

しちゃいけないのかな。

 

 

私がひとみの教室の先生に教えてもらったことを、担任に伝えたときに「聞けて良かった」と言われ感謝されたこともあった。

担任は担任で困ることも多々あるんだろうけど、それを相談したり意見をもらうことができない環境にあるならそれは問題だと思う。

 

 

今後も新しくちぃに関わることになった先生は、大なり小なり困ることがあるんだろう。

それをフォローできる環境が整ってほしい。

 

通級では教育委員会に年1回、要望書を出す機会があるんだけど、それには『在校担任と通級教室の連携』として情報交換の機会の必要性を伝えている。

 

 

それに対しては情報共有の大切さは理解しているけど、必要な支援について今後も相談してほしい、という回答だった。

連携方法も適切に判断する、という回答。

この回答で今後何かが変わるかなぁ。

 

 

私たちも伝え続けるけど、早く先生同士の情報交換や共有ができる環境が整ってほしい。