つくづくちぃにはお金をかけている・・・と思う。
体操、英語に次いで3つ目の習い事を1年生になって追加した。
1年生で3つの習い事(+不定期のひとみの教室)は体力的にもきついので、英語をやめるようにやんわり誘導したものの却下された。
どれも行きたがらないこともなく、楽しくできているからしょうがない。
どの習い事も弱視で負けず嫌いなちぃの学校生活を支えるため。
別の言い方をすると、自己肯定感の低い子になると、弱視もあいまって生きづらくなってしまいそうなので、自己肯定感を高めつつ学校以外の安心できる場所の確保。
晴眼児に囲まれても負けず嫌いのちぃが(入学当初だけでも)矜持を保つために。
まぁ、矜持ってほどのものも持ち合わせてないけどね。
いまだに間違いを指摘されると授業中でも泣くちぃ。
負けず嫌いが授業について行けなくなったら、と考えると恐ろしい。
ただでさえ見えにくくて授業の理解にはハンデがあるので、うちの負けず嫌いがふてくされて学校を放棄しないように手を尽くす。
新しい習い事は国語塾。
学校の国語のフォローではなくて、読む、書く、聞く、話すの4技能を学ぶらしい。
人の表情から感情を察知するのがちぃには難しいかなと思って、せめて言葉のやりとりはちゃんとできるようにコミュニケーションのためにも必要かなと思って体験に行った。
今のところ空気が読めないなんてことはなくて、私の口調で本気で怒っているかどうか理解できているから相手の感情は察知できているけどね。
体験は年長の夏に行っていてそこで入塾許可がでたんだけど、その判断材料のひとつが「それなりに読み書きができること」だったらしい。
単眼鏡の使い方を習得するために早めにひらがなの読み書きをマスターしたのが奏功した。
ありがとう、ドラがな。(ちぃはドラがなでひらがなを習得した)
弱視と伝える前に見破られたけど、そこは入塾への支障にはならなかったのでひと安心。
弱視児の入塾はちぃが最初なので、先生も事前に色々準備してくれていた。
初回は目標シートの記入で、先生は模造紙ばりのサイズに拡大コピーをしたシートも作ろうとしてくれていた。
学校の先生もそうだったけど、弱視イコール拡大、になってしまうので、用紙の基本サイズが大きくなってしまう。
でも実際は紙面が大きいと情報が視界に入りきらないしかえって見ずらい。
入塾前も22ポイントが見やすいと伝えていたけど、先生の前でちぃにいくつかの本を読んでもらい理解してもらった。
百聞は一見に如かず。
翌週からはルビが見えないちぃにルビだけ読み上げてくれたり、先生なりにサポートの仕方を考えてくれた。
書見台の持ち込みも許可してもらい、トラブルもなく国語塾も楽しく通っている。
盲学校の先生に弱視児は人の2倍、3倍努力が必要と言われたけど、ちぃはそれを体現している。
だから私も習い事代の確保(仕事)と習い事の調整、送迎(英語以外は隣区なのでなかなかしんどい)を頑張らざるをえない。
あ、間違えた。
ちぃがいるから頑張れるんだった。
習い事やひとみの教室に楽しくついてきてくれるりぃにも感謝。