無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

学区の小学校との入学前のやりとり その3

2019年4月

 

1日に入学受付があったので、そこで最後の見学の相談。

・・・教頭変わっとるやないかい!

っていうか、校長まで!

 

まぁ、よくあることだけど、上が変わると方針が大きく変わるということも聞いたことがあるので慎重にいかないと。

 

 

新しい教頭先生と話をするとほとんどのことは引き継がれていた。

引き継がれていないことはあらためて補足。

前教頭と話した時のメモを持参してなかったのが痛かった。

そしてその場で見学の日時を決定して終了。

 

 

・・・数日後。

ちぃと小学校へ。

ちぃは1日から校内の児童館に通っていたので学区の小学校もなんの抵抗感もないようだ。

今日は何回か見たことのある主任先生が対応してくれた。

1人のおじさんを伴って登場。

ちぃにだけ先に担任の先生と教室を教えてくれた。

優しそうな先生。

事前に顔(というよりちぃの場合、体型や身長や声)を近くで確認できるのはよかった。

 

 

まずは下駄箱の相談。

外靴を置くトレーの色を変える配慮も考えてくれていたけど、端にしてもらったことと、下駄箱の側面にある大きなクラス表示がちぃの下駄箱のすぐ横(目印になる)だったので大丈夫そう。

入口入ると下駄箱が4列くらいあるから自分の下駄箱の列にたどり着くための目印をちぃに確認してもらう。

 

 

次に教室へ。

教室の場所的には間違えにくい場所だったのでここも問題なし。

教室にはすでにひとみの教室から借りてきてくれた机が。

やっぱり大きいけど、クラスの人数が少ないおかげで通路もしっかり確保できている。

そしてちぃに書見台の操作をやってもらう。

これができないと始まらない。

ちぃの操作も初めて見たけど、危険なくできていた。

机の場所も依頼どおり。

 

 

上着掛けもある程度わかりやすい場所にしてもらった。

お道具箱をしまう場所は端に。

靴や上着は特に指定がないから自分の色を見つけてもらえばなんとかなるけど、お道具箱はみんな同じ色・形だから間違いやすいから端。

 

 

先生から拡大教科書の保管場所の提供もあった。

あとからわかったけど先生は拡大教科書を見たことがないから、大きな教科書をイメージしていたようで、ランドセルに入らない教科書の持ち運びも大変だろうと配慮してくれたようだった。

置き勉禁止の学校なのにありがたやー。

というかランドセルに入るので辞退。

結果、こくごの拡大教科書のサイズはむしろみんなの教科書より小さいという不思議。

中身はとっても見やすいけど。

 

 

教室から児童館への道のりや、体育館への移動も経験。

よく行く場所はチェックチェック。

体育館では入学式の入場時は先生のすぐ後ろがいいのかと聞かれたけど、周囲の動きに合わせるためにむしろみんなに囲まれたほうが、お手本がたくさんあるから入場時の配慮は不要と伝えた。

 

 

これですべての準備が完了!

無事に入学式を迎えることができたのでした。