最初の幼稚園見学が終わったその日、弱視のグループラインで相談した。
この時点で自分が孤立していなかったことが本当に救いだった。
相談の結果、私は最速で立ち直った。
なぜなら先輩方の経験が半端なかったから。
区内の幼稚園全滅した話。(区内すべてに問い合わせるその行動力)
宗教系の幼稚園に入園を断られ、帰り際に「神のご加護がありますように・・」と言われ、そこの神からのご加護は得られなかった話。(捨てる神って存在するんだね)
特に重複障がいのお子さんを持つママの体験はえげつなかった。
が、それらを明るく振り返る先輩たち。
(その後みなさんステキな園とご縁があり入園できています)
1園ダメだっただけでへこんでいる自分のなんとちっぽけなこと!
持つべきものは偉大なる先駆者。
先輩たちのアドバイスとしては
・まずちぃを直接見てもらう
・見学の時点で「弱視」「障がい」というワードを使うとハードルが上がるので言う必要はない
・見学で実際にちぃを見てもらった上で、目がちょっと悪いと伝える
・団体での見学を行っている園でも事情を説明すると個別での見学に対応してくれる場合もある
・誠意のある(入園の可能性のある)園は子どもに直接話しかけてくれる
(先生が遠巻きに見たり近づいてこない園は難しい)
・園の行事になるべく顔を出して覚えてもらう
・宗教系や小規模園は入園の可能性が高い
などなど。
先輩たちのアドバイスと励ましですぐに復活した私は、アドバイスにより候補の園を見直し、最終的に8つの園を見学してまわった。
ありがたいことに?他の園の先生はそれなりに良い人たちだった。
最初の園が最悪だったのはある意味よかったかもしれない。
お勉強系、のびのび系、色々あったけど、ちぃに大切なのはそこじゃない。
園長の理解のある園。
障がい児の受け入れ経験があればありがたい。
認可外の保育園も見学して、障がい自体は問題ではないが定員で入れず。
結局、入園可能な園は2園見つかった。
1つは小規模の宗教系幼稚園でダウン症の子が在籍しており、毎年聾学校と交流のある制服の園。
もう1つは180人くらいの中規模幼稚園で、障がいのある子を積極的に受け入れていて、それを聞きつけて川崎からも通っている子がいる園。
後から知ったけど、後者の園は私が盲学校の教育相談に行き始めたときに教育相談でよくご一緒した女の子が過去に在籍していた。
弱視児の在籍実績はありがたい。
ここは集団見学の園だったが、個別でも親身に対応していただいた。
どちらの園も車で送迎するしかないけど、敷地内に契約駐車場があり私服である後者の園に候補を絞った。
当時、そこの園は定員を設けていなくて(なんとなく定員内あたりにおさまっていたっぽい)面接⇒即入園が決定!
現在はちぃの時ほど簡単には入園できないみたいだけど。
それでも障がいのある子の受け入れは続けていてほしいなぁ。
こうして無事に幼稚園が決まったものの、3月に入って急遽転勤が決まり、そこの幼稚園にはできませんでした。
あー、入園したかった。
そして札幌の幼稚園探しでも苦汁をなめるハメに・・