無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

幼稚部の教育相談

月に2回、市盲の教育相談に通う日々が始まりました。

 

流れとして当たり前だけど在籍児ベースで進んでいくので、それに教育相談の子が参加させてもらったり、そうでなかったり、という感じ。

まずは朝の会が始まります。

ちぃは在籍児ではないので朝の会に参加しなくてもいいんだけど、私が近くにいれば椅子に座っていられるので比較的最初のうちからずっと朝の会には参加していた。

 

そのあと在籍児さんは造形あそびや運動あそびが始まるので、それもやはり参加は自由。

行き始めの頃は参加しないで好きなことばかりしていた気がする。

1歳半なんて言われた通りに参加できないだろうし。

 

2つの設定保育が終わるとお昼。

給食の在籍児さんとは離れた場所でひっそりお弁当を食べ終わると30分くらいまた好きなことをして遊ぶ。

ちぃは食べるのが早いから遊ぶ時間が長くとれて楽しそうだった。

 

13時に帰る組(教育相談と一部の在籍児)は帰りの会をしてさようなら。

これを1歳半が教育相談中に寝ることもぐずることもなく毎回こなしていました。

よっぽど楽しいんだろう。

 

 

で、ちぃが好きなのはトランポリン。

ライトセンターにあったこともあり、慣れた調子で跳ねまくっていた。

ほかにも乗用くるまや大きなボールに乗るとか体を使った遊びがお気に入り。

 

 

もちろん体を動かすもの以外にもままごととか、曲が流れるおもちゃとか色々あったけど、ちぃは家にはないもので遊ぶ感じだった。

 

 

私はといえば、在籍児の様子を観察して数年後のちぃがどうなっているのかを想像してみたり、ちぃと遊んだり、先生とちぃについて話したりすることで、弱視や視覚障がいについて知っていった。

 

 

教育相談は同じ時間帯に他の子もいるのでそれもよかった。

ちぃとよく教育相談の日程がかぶっていたのは、同じ無虹彩のはるくん。

ちぃは4月生まれ、はるくんは翌年の春生まれで学年が一緒。

しかもこども医療センターに通院しているのも一緒。(他の子はたいてい成育医療研究センターだった)

なのではるくんのママと話せるのも教育相談の貴重な時間になりました。

 

 

ちなみにライトセンターのお友達でも夏生まれのなっちゃんが同じ無虹彩で、同じ学年。

2歳になる前にすでに2人も無虹彩のお友達に出会えたのはたくさんある幸運のうちのひとつ。

 

 

教育相談で、ちぃのトランポリンがすごく上手だというのを教えてもらった。

私はちぃのことしか知らないのでちぃが2歳になる前から普通に跳ぶだけなら50回以上は平気で跳び続けることができることは気にもめてもいなかった。

が、弱視にしてはうまいらしい。

 

 

弱視はいくつかの理由から運動がニガテになる傾向があることはここで聞いた気がする。

動体視力には期待できないだろうから球技はダメというのは知っていたけど、運動全般ダメなのかな?

と思った私はちぃが2歳になった春にまた新たな行動を起こした。