無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

はじめての習い事

2014年4月

 

入学後に劣等感を感じない程度に運動ができるようになるには・・と考えた結果、体操にロックオン。

基本的に運がいい(と思い込んでいる)私の家の近所に体操教室があった。

そこは2歳の誕生日を迎えたら入会OKらしい。

 

3月中に体験に行ったところ、興味津々。

みんなに混じって参加しようと走り回っていた。

ちぃが転びながらも躍動していて、その様子を見た私は開始3分で入会を決めた。

 

先生に目のことを伝えても軽く了承してもらえた。

あまりにすんなり話が進んだのでちょっと困惑。

 

こうして2歳の誕生日の翌日からちぃは体操に通い始めるのでした。

 

ちぃの通うリトルクラスは2時間と4時間の2種類のコースがあってちぃは2時間(4時間なんて寝ちゃう!)を選択。

体操の時間は40分くらいで週によって鉄棒だったり跳び箱だったり。

おもちゃで遊ぶ時間もあり、子どもが飽きないようになっている。

 

そして何より驚きの完全預かり!

10時にさよなら、12時にお迎え。

2歳にして親離れ開始。

入会時、私が第二子を妊娠中だったので、短時間でもちぃ離れることは私にもメリットがあった。(周囲に知り合いもなく24時間べったりの生活)

 

この時点での私の考えは

入学後(4年後以降)に見えにくいという理由で勉強についていけず、運動もみんなに置いて行かれ・・・ということは避けたかった。

 

学校という大きな集団生活で晴眼のお友達に囲まれて過ごすには、ちぃには何か一つでも自信が持てることが必要とも考えた。

 

自己肯定感ってどうしたら育めるのかわからないけど、体を動かすことが好きなちぃは運動で自己肯定感を高めることができるんじゃないか、と期待。

 

そこまでうまくいかなかったとしても、習い事を頑張ったこと、続けることができたことはちぃには意味のあることだろうと思うので、ちぃには習い事は必須だった。

 

ちぃが他の子と比べて体を動かすことが好きだというのは明確な事実。

そしてその事実を知ることができたのはライトセンターと教育相談のおかげ。

ちぃは確実に早期教育の恩恵を受けています。

 ありがたやー。

 

年長になった今もちぃはトランポリンが大好きなので体操教室に通っている。

跳び箱は小学生用の5段は跳べるし、逆上がりもクリア。

ちぃは跳び箱と鉄棒は苦手なんだけど、トランポリンをするにはその2つも必修になるので、苦手克服の相乗効果。

足は遅そうだけど、入学早々に体育でつまづく可能性は低いかな。

そんなわけで年長のちぃは入学後の生活を見越して知識や運動能力の貯金をしています。(知識に関してはまた別の機会に)

入学前(今)の経験と自信が今後のちぃを支えると信じて。