無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

遮光調光眼鏡を使ってみて

意外にNAのレンズもつけてみると色が濃かった。

ちぃも思っていたより濃かったらしい。

やばい、使ってくれるかな。

 

 

担任の先生にも遮光調光眼鏡に変えたことと、眼鏡の説明、今までは外での授業の時は担任に遮光眼鏡にかけ替える声掛けを依頼していたので、そのお礼と必要時クラスの子に説明してねってお手紙を書いた。

 

 

天気がいいと帽子をかぶっていても通学だけで色が変わる。

本人は色の変化が見えないから色の濃い眼鏡を掛けている認識が薄く、今のところは抵抗がなさそう。

クラスでも多分空気状態(良くも悪くも気にされてない)だと思うので、眼鏡の色が変わっても誰かに何かを言われることはないみたい。

メガネを変えた日も、誰にも何も言われなかったらしい。

いいんだか、悪いんだか。

 

 

 特に文句もなく起床時から就寝時まで室内でも室外でもずっと使用できている。

別に矯正効果はないから室内では外してもいいんだけど。

テレビ見てること多いしブルーライトカットするから、まぁいっか。

色のことも何も言われないし、見えにくいとも見えやすいとも言われない・・

とりあえず母的にはちゃんと使ってくれることで一安心。

あとは品の良さに定評のないちぃがいつまで破壊せずに使ってくれるか。

 

 

くもり止めをしっかり使えていることと、自分でもくもり止めつけてと言うようになったことも、ちゃんと眼鏡を使ってくれている要因かも。

ただ、しばらく使っていると問題がひとつ。

メガネずりさがり問題発生。

下がるとちぃは眼鏡を上げるというより押し付けるように触るから鼻あての足(クリングス)がつぶれて余計おかしなことになり、たびたび調整が必要だった。

あまりにもひどいので最近鼻あてをシリコンタイプに変えてみた。

季節も変わって汗もかきにくいから、ずり下がりにくくはなっているみたいだけど、鼻あてを交換した効果なのかは不明。

とりあえず4ヶ月は無事に使えている。

でも何もないところで転んだり、目の前の意外な物(駐車場のバーとか)にフツーにぶつかっていくから、母の眼鏡への心配は続く。(いや、大事なのは娘だけどね)

 

 

色の変化は・・・病院で試した時より早い印象。

だから思っていたより使いやすそう。

かけていると色が変化するまでまぶしくて歩けないということもないし、晴天から一気に暗い室内に入っても真っ暗で見えないなんてこともない。

今のところは買って正解。

 

 

2年生のちぃは学校で書見台、単眼鏡、遮光(調光)眼鏡の3種の神器に続き、ルーペも使いこなしてなんとか授業についていっている。

がんばってるなぁ、ちぃ。