無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

横浜生活の終わり

2016年3月

 

それは突然やってきた。

主くんから次年度の春の転勤は120%ないと言われて夏からパートも始めたのに。

3月上旬、まさかの内示。

 

主くんの会社の異動は不定期なので、転勤はサプライズ的に起こる。

そして内示が遅すぎて引っ越し業者の依頼をはじめ、すべてが他の転勤者より後手にまわる。

 

異動先は札幌。

私たちは2人とも旭川出身だけど、横浜に引っ越す前は札幌に半年間(主くんは10年近く)住んでいたので土地勘もまずまず、気候への不安もなし。

 

問題はこの1か月で幼稚園、眼科、遺伝科、盲学校、習い事・・・

それらに引っ越しのことを伝え、新たな通い先を探す必要がある。

12月から始めた英語+体操の習い事は4か月で終了。

ちぃよ、すまん。

 

眼科は運よく定期受診が3月中旬だったのでその時についでに遺伝科外来にも寄って2つの科の紹介状を準備してもらった。

先生の知り合いは札幌にいないようなので病院探しは自己責任

もう入園グッズも準備万端だったけど、収めた入園料をキャッシュバック。

 

 

盲学校の先生は新しい幼稚園が決まったら、必要なら横浜でのちぃの情報を札幌の幼稚園に伝えることもできるよと言ってくれた。

遠くに行ってもまだ連携してくれるなんて・・

 

でもすべてが急に起こるし、子供が入園・入学時期でも容赦なく異動はあるから転勤は本当につらい。

ちぃの理解者やお友達とお別れはつらい。

札幌ですぐに弱視のお友達は見つかるだろうか。

ちぃに合った先生は見つかるだろうか。

通院先と幼稚園探しが最重要テーマ。

 

ありがたいのは子どもたちが飛行機のプロ?ということ。

色々あって、ちぃは生まれてから1歳になるまでの1年間で羽田、旭川間を6往復している。

今回までに10往復はしているから飛行機への不安もなく、機内での不安はなし。

りぃもよく寝るから心配なし。

主くんは車で移動なのでフェリー、私たちは3人空路の旅。

ちぃほぼ4歳、りぃ1歳半。

よく3人で移動できたもんだ。

おかげで今じゃ空路の3人旅はお手のもの。

 

 

札幌生活はどうなるのかなー。