無虹彩で弱視の娘のこと

先天性無虹彩症の娘の備忘録的成長記

横浜での幼稚園探し 序章

幼稚園を探す前から盲学校の教育相談で言われていたことがある。

 

来年は盲学校の幼稚部で在籍するか、引き続き教育相談で通うか。

 

盲学校の幼稚部に在籍するには条件がある。

 

地域の幼稚園には入園しないこと。

 

幼稚園に入園すると、幼稚部には在籍できないらしい。

理由は二重在籍ということになるから。

盲学校も幼稚園も文科省(保育園は厚労省)管轄で、管轄内に籍が2つあることがダメ・・・だったような。(記憶定かではなし)

なので幼稚園に入園して引き続き盲学校に通う場合は、教育相談しかない。

保育園や幼児園(幼稚園と保育園が一緒になった施設)に入園するなら、幼稚部に在籍できるらしい。

(これは横浜ルールなので他の地域には当てはまらないし、現在は横浜もルールが変わっているはず)

 

入学への準備と考えると週1か2は幼稚部に通って読み書きを強化したり、単眼鏡などの補助具も使いこなす練習もしたいから在籍したい気持ちはあったけど、保育園の入園基準を満たすほど働く予定もないし(障害児枠は最初から考えていない)、働いたとして習い事への送迎との両立も難しいので幼稚園の入園を目指すべく動き始めた。

 

 

横浜では毎年、幼稚園・保育園ガイドなるものが書店で発売されている。

港北区周辺(他に都築、鶴見、神奈川あたり)の幼稚園、保育園の情報が載っていて、私のように転勤族で情報に疎い人の助けになる本。

 

そのガイド本と、子育て支援情報サービスかながわのサイトあたりを見て、気になる幼稚園のHPを見て情報収集した。

 

だいたい年が明けるとプレのある園は説明会が始まる。

兄弟枠や地域枠などの優先枠のない人はプレに入らないと、人気園の場合枠だけで定員になることもある。

そこを逃すとプレのある園への入園はかなり厳しくなるので、行く予定がない園もとりあえず説明会には参加して、園内や先生の様子を観察した。

 

 

ちぃの目のことを考えると、制服のあるマンモス園は絶対避けたかった。

みんな同じ服、似たような背格好、お友達の区別がつくにはかなり時間がかかるだろう。

幼稚園は加配も期待できないから苦労するのは確実。

 

そこもふまえながら、給食や園バスの有無をチェック。

入園後を想像してワクワクしながら園探しをした。

 

・・が、1つ目の園の見学に行ったときに、下調べのすべてがムダだったことを痛感する。

 

選んでる場合じゃない、入れてくれる園を探さないと・・